240mm剣型和牛刀-富樫ブラック

¥ 60,830 税込

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白鋼のエキスパートである富樫氏が適切な温度管理で鍛え上げた鋭く長く切れ続く庖丁。
本職用庖丁に施す冷間鍛錬、その技術を惜しみなく詰め込み、刃身全体を鍛え上げています。
桁槌の痕跡が証として残っています。

両側から均一に研ぎ上げられた両刃の為、利き手を問いません。
手に馴染み易い朴八角水牛柄を取り付け、手に吸い付くような持ち手を採用。

黒い部分は、鍛錬時に出来た酸化被膜。
磨かずに残すことにより、錆び易さを軽減させています。
裏側には、鍛えた本人しか刻む事が出来ない手打ち刻印入りとなっております。

牛刀とは?

「牛刀」という名前から一見すると“牛肉専用”の庖丁と思われがちですが、実際には 肉・魚・野菜といった幅広い食材に対応できる万能包丁 です。
家庭でよく登場する三徳包丁が和庖丁における万能型であるのに対し、牛刀は 洋包丁における万能型。この二つは同じ万能包丁でも、性格に明確な違いがあります。

牛刀は、三徳包丁よりも 切っ先が細く鋭い のが大きな特徴です。切っ先をまな板につけたままリズミカルに刻んだり、細かな作業をしたりする際に力を発揮します。
その扱いやすさから、海外では “Chef’s Knife(シェフナイフ)” と呼ばれ、本職の料理人の多くも三徳ではなく牛刀を選びます。

サイズは刃渡り180〜240mmが主流。
切っ先からアゴ(刃元)にかけて滑らかに絞り込まれたシャープな形状で、三徳包丁よりもひとまわり大きく作られています。これは、プロの現場で求められる「大きな食材を効率よく、大量に」処理するための設計です。

また、牛刀は切っ先がまな板に触れた角度で構えるため、包丁の重さがダイレクトに手に伝わりにくく、自然と刃に重みを乗せられるという利点があります。
適度な重さでスッと食材に入り、疲れにくい。この“重さの使いやすさ”も、牛刀が料理人に選ばれる理由のひとつです。

そして、牛刀は はじめての一本としても非常におすすめ です。
酔心の包丁はどれも「研ぎながら育てていく」ことを前提に設計されています。
料理をこれからしっかり楽しみたい方、ひとつの道具を長く丁寧に使っていきたい方にとって、牛刀はまさに最初の相棒としてふさわしい一本になるはずです。